はてなブログで教えて! というのに挑戦します。
電気の設計の組み込みエンジニアとして気が付いたら20年以上働いてます。
はてなブログはウェブ系のエンジニアが多いと思うので、少し変わった視線で経験談をシェアします。
組み込みエンジニアのキャリアの作り方
組み込みエンジニアといっても、メカ、電気、ソフトと担当分野によっていろいろ分かれます。
産業用機械や、車、家電、飛行機、電車、ロケットなど作る技術屋さんというざっくりとしたイメージです。
大手メーカーだと、○○大学大学院卒でないとなかなか、研究開発職で仕事をすることができない職種だと思います。
でも、中小企業なら人で不足の所が多いので、組み込みエンジニアとして若ければ挑戦できる可能性があります。
特に、100人以下の小さい製造業だと特におじさん、おじいちゃんエンジニアがバリバリ設計している職人の世界がまだ残ってます。
中には、学部卒、工業高校、高専の人も開発の仕事をする人がいています。
特にソフトウェアは、未経験から始めてC言語を覚えるエンジニアが多数いてます。
私の同僚は、半分以上メカ⇒ソフト、デザイン⇒ソフト、化学⇒ソフト、薬剤師⇒ソフトなど、キャリアチェンジする人たちが多かったです。
小さい会社の社長さんはやる気を評価してもらえることが多いので20代中盤くらいまでならキャリアチェンジできる可能性が高いです。
組み込み系はものづくりの仕事に携わりたいと感じているなら、泥臭い仕事も多いですが、比較的遊びと、趣味と、仕事の親和性がたかいかもしれません。
新しい設計の時は、日程、スキル、興味が許す限り新しい技術を取り入れるのも自由です。
さすがに、機械は、工学部、理工学部などの機械の学科を出ている人、3DCADが必須になっているので、手書きの図面を書いていた世代の人は若手に図面を書いてもらうようになっています。
電気設計、制御設計の人は、図面を書くだけでなく、C言語や、C#のプログラミングでデバック用のブログラムを作れるくらいになる事が多いです。
ソフトウェアは、C言語がまだまだ主流ですが、最近は、CPUのモジュール化が進んでいるので、コマンドのやり取りで、後はDSPが自動で設定してくれることが増えました。 以前に比べるとかなり手間が減りました。
メーカーがサンプルプログラムを用意してくれているので、USB,Wi-Fi、LANなど、プロトコルが決まっているプログラムはモジュールを利用することができます。
ということで、もし、組み込みのエンジニアになりたいと感じたら、中小企業で働いてみると組み込みエンジニアとしてキャリアを作りやすいと思います。
個人的に、派遣会社は大手企業の社内で働くことが多いので、独自ノウハウを持っている中小企業の製造業がおすすめです。
エンジニア キャリア おすすめ
エンジニアとしてキャリアを作るなら、今は、ウェブ系がおすすめです。
私はものづくりが好きなので組み込みエンジニアがおすすめなのですが、大手家電メーカーや、半導体メーカーの苦戦を目の当たりにしてきました。
斜陽産業てきな感じになっているので好きでないと少し不安定かなぁ~と感じることが多いです。
その点、ウェブ系のエンジニアなら、個人で仕事ができれば、独立もしやすいです。
マーケッターの知識を入れると副業で自分のメディアも作れます。
進化も早いので大変ですが、刺激があって楽しいと感じるかもしれません。
今は、HTML5とCSS3から始めて、Javascript PHP Python データベースのSQLなど勉強することはとても多いです。
そのため、何を作りたいかをはっきりさせるのがお勧めです。
5Gの時代が目の前に来ているので、これからますますウェブメディアの進化が早くなりますが、需要が多いと思います。
エンジニア キャリア 考え方
個人的なエンジニアのキャリアの考え方について感じることがあります。
新しいことにどんどん興味を持つことが大事です。
特にソフトウェアは、開発規模が膨大に大きくなっているので一人ですべてを構築するのは難しくなっています。
チームで、プログラムを開発するのですが、個人のスキルアップも大事ですが、コミュニケーション、資料の作成、協調性などがどんどん必要になっています。
少し前までは、一人でプログラムを作るのでバグは自分で直す必要がありました。
スキルが無いと地獄を見ることがあるのがプログラマーの仕事でした。
今は、オブジェクト指向のプログラム開発が主流なので、担当分野以外に影響が出ないようにプログラムを作る必要があります。
メカエンジニア、電気エンジニア、制御エンジニア、ソフトエンジニアなど担当分野が分かれますが、スキルを磨くだけでなく、マネージメントスキル、マーケティングスキル、バランスシートを読む力などに少しでも興味を持つと、将来的にキャリアパスを広げやすいです。
要は、今までの経験を生かして、ウェブスキル、マネージメントや、マーケッターにキャリアチェンジすることも視野に入れると、年齢を重ねていったときに音連れるエンジニアを引退した時に視野を広げられますよ。
エンジニアのキャリアプラン
エンジニアで、定年まで働けることはほぼないです。
本当に小さな会社で、その仕事を生涯続けることもありますが、ほとんどの場合は、30歳超えたあたりから、プロジェクトマネージャーにキャリアチェンジすると思います。
要するに資料作成や、うち合わせで仕様を固める、タスクの進捗管理などが多くなると思います。
日々の仕事も忙しいと思いますが、ウェブスキルを少しずつ身に着ける努力をすると
プロジェクトマネージャーの仕事と、ウェブサイト運営、マーケティングなどの視野が広がります。
なので、国が副業を認めて、大手企業でさえ、定年まで面倒をみられないと宣言した今。
エンジニアのキャリアプランとしてウェブスキルを身に着けるのがどうでしょう。
- ウェブサイト運営
- Webマーケティング
- ウェブプログラミング
- 動画編集
- 画像編集
上記で興味がある事をとっかかりとして始めてみるのがおすすめです。
組み込み エンジニア のキャリア パス
最後に、組み込みエンジニアのキャリアパスは、職人的な技術屋さんで終わる人が多いです。
結局、マネージメントは嫌だとか、ずっと、設計していたいという人多いです。
そのため、大手から、田舎の中小企業の製造業は職人的な技術屋さんが流れてきます。
組み込み系のエンジニアはノウハウと経験が必要なことが多く、その経験とノウハウを生かして生涯エンジニアとして働くことが可能です。
そのため、年下の上司でもサポートする人が多く、納期通りに仕事をきっちりするけど、アフターファイブと、休日はしっかり楽しむ。
有給休暇も遠慮なく取得する。
お給料はそれなりにもらえるので好きな車や、ゲーム、旅行するくらいは十分です。
会社員の良いところを満喫する組み込みエンジニアのキャリアパスの人が少なくとも私の知っている人は多かったです。
CADソフト、150万とか、計測器 200万とか、個人で会社をして同じことをすると資金面で大変なので、ある程度、組み込みの仕事と、開発環境が整った製造業は魅力的です。
年齢を重ねると采配ができるので、ワザワザ零細企業を立ち上げるよりは技術に専念できます。
組み込みエンジニアのキャリアパスとして、生涯エンジニアという選択もありですよ。
まとめ
組み込みエンジニアのキャリアパスについてブログ記事にしてみました。
私も組み込みエンジニアとして、組み込みの電気の技術屋さんを続けていてとても良い環境なのでこのまま働けなくなるまで続けようと思っています。
組み込みの技術もウェブや、機械学習、ウェブスキルが必要になっています。
今は、並行して、ウェブスキルに興味を持っているので、ブログ運営したり、ウェブプログラミングのスキルアップを試みてます。